筋肉トレーニング：肉体改造と記録

実際に肉体改造の為のトレーニングを開始したら、今度はその成果を克明に記録していく事をおすすめします。
一時期「レコーディングダイエット」と言うものが流行りましたが、これはとっても合理的なダイエットです。
と言うのも、人間の身体と言うのは、必ずしもおもい通りに成長するものでは無いからです。
其れを把握する上で、レコーディングはとっても有効です。

トレーニングを始めてすぐの頃は、順調に体重が落ち、筋力も目に見えてアップします。
その状態はしばらく続きますが、有る時期を境に、以前ほどの効果が出なくなってきます。
これは、トレーニングの内容を一切変えなくてもそう成ります。
個人差は有りますが、目安としては、半年くらいで成長が一旦止まるとかんがえていいでしょう。
ダイエットに有る「停滞期」が、肉体改造のトレーニング中にも有るのです。

ここでたいせつなのが、「この時期に止めてしまわ無い事」です。
と言うのも、停滞期を過ぎれば、再び体重の減少、筋力の増加が見られるからです。
半年以後に成ると、停滞期と成長期が交互にやってくるような状態に成ります。
よって、停滞して居るからと言って、そこが限界だと決めつけるのは早計です。

肉体改造をおこなう上でこの事を知ら無い場合、多くの人がそこで一旦トレーニングを打ち切ります。
そうすると、其れ迄積み上げてきたものは一気に崩れてしまうのです。
これを防ぐには、停滞期が訪れる兆候を記録上で実感する事です。

いくら「いつかは成長が止まる」「体重が落ちなく成る」と頭でわかっていても、実際にトレーニングをして成果が出無い日が続くと気が滅入るものです。
だけど、毎日「体重がどれだけ減った」「握力がどれだけ増えた」等の記録をして居ると、その停滞期もひとつの楽しみになってきます。
いつ数値が変化するのかと言う好奇心が出てくるからです。
そう成ると、停滞期でも継続しやすい精神状態を保てます。

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