腰痛治療・改善：腫瘍が原因の腰痛

腰が重い、お尻や太ももが痛い、足がしびれる・・・これら腰痛の痛みは重度に成ると普段の私たちの生活に支障を来たすことも有ります。
だけど症状の出始めはちょっとしたしびれや異変だったり、少し休むことで痛みが引いたり、我慢出来る程度のしびれで有る為についつい放っておいてしまうことが多いのも腰痛なのです。
少し休めば痛みが引くのは、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアが原因となって居るケースでもっとも多いパターンです。
だけど腰痛や腰痛が襲ってきて、安静にしていてもその痛みが治まら無い場合、腫瘍が原因のことも有ります。

脊椎や馬尾に腫瘍ができ、他の臓器にできたがんが血液やリンパ液によって運ばれて脊椎や骨盤に入ってくると、腰痛や腰痛の原因に成ることが有るのです。
がんが脊椎に転移すると、背中や腰、下肢に激痛があらわれます。
転移するがんは、肺がん、胃がん、腎臓がん、直腸がん、甲状腺がんがあり、女性では乳がん、子宮がん、卵巣がん、男性では前立腺がんが多くなって居るやうです。
もともと転移しやすいがんの病歴が有る人は、腰痛や下肢の痛みが起こったときには、原因が脊椎の疾患なのか、其れともがんの転移によるものなのかを詳しく調べる必要が有ります。

また骨盤に痛みを感じても、必ずしも骨盤の疾患とは限らず、骨盤の内外に有る臓器の疾患が原因のことも有ります。
整形外科で詳しく検査して原因をつかみ、其れぞれの専門医の治療を受ける必要が有ります。

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