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食事療法はどうして必要なのでしょうか?
其れは、糖尿病がインスリンの不足や欠乏から起こる病気だからです。
インスリンが不足すると、ブドウ糖等の栄養がエネルギーとして利用できなくなり、各細胞が栄養不足に成ります。
一方、利用され無いブドウ糖はどんどん増え続けて、血液中にあふれてしま居ます。
その状態が「高血糖」で、これを放っておくと合併症が起こってきます。
そうなら無い為には、食べ物の量を制限し、多彩な栄養が不足し無いよう、「食事の取り方」を変える必要が有るのです。
栄養バランスがとれていて、その人にあったエネルギー量の食事に切り換える、其れが食事療法です。
食事療法は少し軽視されがちですが、一番効果があり、かつ、他の治療法の効果も助ける、一番基本的でたいせつな治療法なのです。
だけど、食事療法といっても、特別な食事ではなく、1日の摂取エネルギー量が制限されるだけです。
あとは「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」の三大栄養素と、ビタミンやミネラル等を欠かさず、必要量とること。
つまり、其れ迄の食事の偏りをあらためて、健康的でバランスの良い食事にすることが目的なのです。
又、そのことは、大抵の人が生活習慣病を予防し、長生きするための健康食としても効果的です。
食事療法で少々難しく感じるのは、食品を選ぶとき、その食品の栄養素やエネルギー量が、わかりにくいと言うことです。
そこをわかりやすく表にしたものが、日本糖尿病学会の「糖尿病食事療法の為の食品交換表」です。
其れは、普段よく食べる食品から約500種を選び、似たもの同士を分類し、同じ表同士なら交換可能な範囲を示したものです。
これを使えば、食品のエネルギー量と重量が簡単にわかり、又、他の食材に交換出来るので、其れほど献立に悩むことも有りません。
ただ、実践の段階で、慣れるのにちょっとコツがいります。
「必要なエネルギー量」「必要な栄養量」を算出し、「80kcal=1単位(交換表の基準)」として、配分や交換の規則を把握します。
そして、よく食べるものをチェックして、すでに有る献立表を食べたい献立にアレンジします。
そうやって、実践していきながら、どんどん慣れていってください。
そして、季節の変化や好みを取り入れて、「食事療法」をバラエティーに富んだ、おいしく楽しいものに変えていってください。

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